ヒートカットでほつれ防止
通常のぼり旗の布端の処理は、生地を熱で溶かして
ほつれを止めるヒートカットという方法で行われています。
裁断とほつれ止めが一度にできるためコスト削減や
納期短縮を可能にした他、のぼり旗特有の風にはためく動きが
損なわれないことから広く採用されています。
屋外で使用するために耐久性を重視したい場合は、
オプションで周囲をミシンで縫製する方法があります。
三巻縫製加工と呼ばれていますが、強度が増し、
見た目も美しいのが特徴です。
のぼり旗にはポールに取り付けるためのチチ、もしくは
チギリと呼ばれる輪っか状のパーツがありますが、
これを使用しない袋縫いで仕上げたのぼりは
旗本体にポールを差し込むつくりで美しく、構造上
まくり上がりが低減され傷みにくいという
特徴があります。
屋外の風が強い場所で使用する場合、こうした加工を
施すことで長持ちします。
オプションを付ける場合には納期に時間がかかるため、
余裕を持って発注する必要があります。