ポールや注水台の選び方


のぼり旗のポールには、スチール製の心棒に樹脂をコーティング
したものと、ステンレス製ものがあります。

多く採用されているのは安価なスチール製のものです。
スチールに樹脂をコーティングして製造するため、表面カラーは
自由に製作できます。

色は青色、緑色、白色が標準的です。その他の色にはピンク色、
黄色や和風を意識した黒色や茶色があります。

旗棒の色を、のぼり旗の色やデザインとあわせると
バランスがよいものになります。データ製作はこちらから

値段的には1本当たり300円から500円程度です。のぼりの値段
ステンレス製のポールは耐久性があるのが利点ですが、
値段的にはスチール製より高く
1本あたり800円から1,000円程度です。

注水台にはポリエチレン製とプラスチック製があります。
ともに内部が空洞になっているので、設置場所まで運んでから
中に水を注入します。

その水の重さでのぼり旗が風などにより転倒することを防ぎます。
なお、ポール本体と注水台は締め付けにより旗棒が
抜けないようにできますので安心です。

クレープ屋ののぼり旗を見る

元々は偶然から生まれた!便利な「フッ素樹脂コーティング」

フッ素樹脂コーティングが誕生したきっかけは、1930年代にさかのぼります。
デュポン社のプランケット博士が、フレオンガスの実験中に
シリンダー内に白い粉が発生しているのを見つけました。

それがきっかけで産業界に急速に普及し、現在もさまざまな製品に使用されています。

例えば、優れた耐熱性能を有しており、それほど長い時間でなければ
300度まで耐えることが可能です。

使用できる温度はマイナス240度~260度となっています。

耐摩耗性も優れているのが特徴で、強い荷重をかけたときの
耐久性は素晴らしいものです。

ほかにも非粘着性や電気特性、耐食性など、非常に優れた特性を有しています。

フッ素樹脂コーティングは日用品にも幅広く活用されており、鉄やアルミニウム、
ステンレスなどにも使用できます。コーティング膜を形成することによって
水を弾いて、汚れの付着を防ぐことが可能です。

また、付着した汚れを容易に除去できるようにするため、洗浄するときに非常に楽です。

市販のフッ素樹脂コーティング剤を活用すれば、すぐに塗膜をつくることができます。
優れた性能を有しているため、のぼり旗やフィルム、建築材料などに活用されています。

メリットに対してコストが安く、費用対効果に優れているのが特徴です。

 

開店頭?ナビストッパー?のぼり旗の付属品に関する専門用語をチェック!

イベントなどに多用されるのぼり旗は、旗本体と旗本体をはためかせるのぼりポールとのぼりポールを支えるポールスタンドで構成されていますが、旗本体を360度スムーズに回転することを可能とする回転頭やクルリと呼ばれる器具が付いています。

回転頭は、横棒と縦棒を繋ぐ重要な器具であり、ポールの先端に位置しクルクルと回転できるようにいている器具です。
また、常時風向きに合わせてクルクルと回転することで風の負担を大きく軽減する効果が期待でき、耐久性が向上するだけでなくのぼり旗の転倒などもなくより長く使用することが可能です。

クルリは、縦方向のポールより一回り程度太い竹筒を利用してスムーズな回転を可能としている器具であり、名前旗や武者旗などに和風テイストが必要な時に用いられています。

横棒は、上部に施されているチチに通して固定することで常時印刷内容を見やすくするポールであり、使用用途が女性の髪を貫通させて飾りつけるかんざしに似ていることから「かんざし」とも呼ばれる器具です。
この器具は、450mm?1,200mm程度までのぼり旗に合わせて様々な長さがあり、片端にはチチを引っ掛けて旗本体を広げるフックも取り付けられています。

のぼり旗は、チチ仕様と袋縫い仕様の2種類の加工があり、袋縫い仕様はポールを袋縫いになっている部分に下から突き刺して使用します。
チチは、関東地方ではチギレとも呼ばれているループ状の白いテープであり、左側通行の日本国内では車道から表面が常時見える左チチが一般的です。

チチは、幅30mm程度のループ状の白いテープが主流となっていますが、旗本体と同じ生地で製作したチチが共チチです。
のぼり旗には、2本を縦横に組み合わせたのぼりポールを使用するタイプのほかにスウィングバナーがあり、スウィングバナーは適度な柔軟性のある2段伸縮式のポール1本だけで設置できる利便性の高さが特徴です。スウィングバナーは、従来の角張った従来のタイプに比べて美しい流線形を描くことや設置が非常に簡単なことから様々なイベントで人気が高まっていますが、スウィングバナーは風によって巻き上がってしまうデメリットがあります。

そのため、3つのナビパーツでスウィングバナーの巻き上がりを抑制して美しい流線形のシルエットを維持する必要があります。スウィングバナーは、ナビストッパーでスウィングバナーの回転をサポートするスウィングナビの位置を定めて固定し、ストッパーで上部への移動幅を完全に制限してスウィングバナーの巻き上がりを防止する部品です。